【こんなパターンもあるのねと思った時空系映画】メッセージ
公 開 2016年 時 間 116分 出演者 エイミー・アダムス ジェレミー・レナー フォレスト・ウィテカー
あらすじ
ある日、アメリカ・ベネズエラ・グリーンランド・イギリス・シエラレオネ・スーダン・パキスタン・ロシア(黒海・シベリア)・中国・日本・インド洋に宇宙船のようなものが現れた。
アメリカ軍大佐のウェバーは、言語学者であるルイーズと物理学者であるイアンに調査の協力を依頼する。
二人の任務は宇宙船の中に入り、中にいる2体の地球外生命体「ヘプタポッド」とコンタクトを取って、地球に来た目的を探ることだった。
ルイーズは「HUMAN」と書いたアルファベットをヘプタポッドに見せ、音とジェスチャーで「私たちはヒューマン」と伝えた。
するとヘプタポッドは墨のようなものを吹きつけ、輪のような形を作り、その形の違いで何かを伝えてきた。
ルイーズとイアンはこの輪を一つ一つ分析して、解読をすることとなったのだが、果たして彼らが地球に来た目的は何なのか・・・。
そして、この作業を行なっていく過程で、ルイーズの頭には大切に育て、病で死んだ娘の映像が何度も浮かんでくることに悩まされる・・・。
みどころ
映画の見せ方
映像マジックとでも言いますか、映像の見せ方次第で「こういう展開にできるのかぁ!」と思えるような映画です。
この映画はタイムスリップでもないし、タイムトラベルでもなくて、でも時空系であることには間違いはなく、
最近の時空系映画は様々な展開があって、本当に人間の想像力って凄いなと思わされます。
この映画もその一つで、「トランス・ワールド」を観た時も「こんなパターンがあるんだ!」と思いましたが、
今回の「メッセージ」も「トランス・ワールド」とはまた違った展開で「そういうことか!」と思わされました。
ルイーズの決意
ルイーズが映画の最後に決断したことがあります。
それを言ってしまうと、映画を観ていても「そういうことか!」という展開にはならないので、
ここでは言えませんが、
ルイーズが下した決断について、
ある意味、凄いことというか、素晴らしいことというか、
でも、私なら同じ決断をするだろうか・・・など、色々と考えることがありました。
皆さんも是非この映画を観て、最後にルイーズが下した決断について考えてみてください。
ばかうけ
この映画に出てくる宇宙船の形。
実はモデルは日本のお菓子にある「ばかうけ」のようです(笑)
もっと他になかったのかな・・・。
フォレスト・ウィテカー
アメリカ軍大佐ウェバー役のフォレスト・ウィテカーさんは「心温まる映画 スモーク」にも出ています。
スモークの頃はまだとても若いのですが、メッセージではさすがに歳を感じますね。
感想
この映画で一番印象的だったのは、やはりルイーズの決断です。
私は自分ならどうするかは分かりませんが、
全てを受け入れ、それでも運命を受け入れていこうとするルイーズの決断は、
素晴らしいと思いましたし、ルイーズの強さを感じました。
私だったら、運命を変えようとしてしまうかもしれません・・・。
時空系が好きな人なら、一度は観ておいても良い映画だと思います!
あと、この映画のブログを書いていて、
初めて「シエラレオネ」という国があることを知りました・・・。
世の中にはまだまだ知らないことがたくさんあるように思いました。
こんな人にオススメ
- 時空系映画が好きな人
- UFO系映画が好きな人
「メッセージ」を観るには
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