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【20年間ずっと実話だと思っていたけど違った映画】シリアル・ママ

【20年間ずっと実話だと思っていたけど違った映画】シリアル・ママ
公 開  1994年
時 間  95分
出演者  キャサリン・ターナー サム・ウォーターストン

あらすじ

ビバリーは歯科医の夫・息子のチップ・娘のミスティと4人暮らし。

家族4人でご飯を食べ、汚い言葉を使う子どもたちを叱り、仕事や学校に行く夫たちを見送る良き妻、良き母親で、庭に飛んでくる鳥たちのバードウォッチングを楽しむ女性だった。

ある日、家族と朝食をとっている際に二人の警察官が家を訪ねてきた。

何やら近所のドッティ夫人の家に卑猥な言葉をかけてくるイタズラ電話や郵便物が届くとのことだった。

ビバリーは卑猥な言葉は口にしたこともないし、醜いことは嫌いだと警官に伝える。

しかし、家族と警官を見送ったビバリーは真っ先にドッティ夫人に電話をかけ、卑猥な言葉を浴びせたのだった。

その日、息子の担任に会うため学校に行ったビバリー。

息子の担任から、チップはホラー映画を異常に好み、恐ろしい絵を描いたりするため、

家庭に問題があるのではないかと言われ、精神科に診てもらうよう指導を受ける。

ビバリーは逆上して、担任の先生を車で轢き殺してしまう。

次の朝、警察官がまたビバリーを訪ねて来た。

チップの担任を殺した犯人の車を目撃した人がいて、それがビバリーが乗っていた車だというのだった・・・。

みどころ

実話風

この映画の最初のテロップで「これは実話である」とか「人権保護のため登場人物の幾人かは仮名を使用している」とか「被害者の誰一人として賠償金をもらっていない」などの前置きがあってから本編が始まります。

私はこの映画を20年以上前に観ました。その頃は無知な学生だったこともあり、このテロップを信じきっていました。

映画を観終わって、「これが実話でいいの?」と思いましたが、泥棒に入って屋根が壊れて怪我をした人が、その家を訴えて勝訴するという話を聞いたことがあったので、

アメリカではあり得ることなのだろう・・・ぐらいに思っていました。

しかし、最近になってこの映画のことを思い出し、ネットで調べてみたところ、この映画は実話ではなかったことが判明しました。

20年間も騙されていました(笑)

ブラック・コメディ映画

この映画はブラック・コメディなので、そこを理解した上で観てください!

ビバリーは愛する家族のために次々と人を殺していきます。

家族のために・・・と言っても、映画を観ていただければ分かるのですが、

その理由が日常的にあるような本当に些細なことなのです。

結局ビバリーは警察に捕まり、裁判が始まるのですが、

ビバリーは自分で自分の弁護を始めます。

その裁判がまた見ものなのです!

登場人物

ビバリーの夫役であるサム・ウォーターストンは、

以前このブログでご紹介した「トランス・ワールド」に出演しているサマンサ役のキャサリン・ウォーターストンのお父さんです。

また、ビバリーのご近所に住んでいるローズマリー役のメアリー・ジョー・キャトレットは、

私が小さい頃に放送していたアメリカテレビドラマの「アーノルド坊やは人気者」に出ていた、お手伝いさん役の人です。確か、二代目のお手伝いさんだったように思います・・・。

小さい時に観たドラマですが、意外と記憶に残っているものですね。

感想

以前「グッド・ネイバー」という映画をご紹介した時にふと思い出したのがこの映画でした。

20年以上前に観たことがあって、これが実話だなんて・・・と衝撃を受けました(笑)

40歳を過ぎて、改めてこの映画を観たのですが、今なら「実話じゃないな」と冷静に判断できました!

教育上はあまりオススメできない映画なので、良識があって、善悪をきちんと判断できる大人の人に観て欲しい映画です。

こんな人にオススメ

  • 良識のある大人の人
  • 善悪の判断ができる大人の人

『シリアル・ママ』を観るには

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