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【タイムパラドックス映画】オーロラの彼方へ

【タイムパラドックス映画】オーロラの彼方へ
公開  2000年
時間  117分
出演者
デニス・クエイド ジム・カヴィーゼル
エリザベス・ミッチェル

あらすじ

36歳のジョンは警察官で30年前に消防士である父親を亡くし、離れて暮らす母親がいた。太陽フレアの影響でニューヨークにオーロラが出現していた。それは30年前にも出ていた。ある日、亡くなった父親が使用していた昔の無線機から誰かの声が聞こえてきた。話しているうちに、その相手は30年前に亡くなった父親であることが分かった。しかも、それは父親が亡くなる前日だった・・・。

見どころ

声のタイムトラベル

この映画の見どころは何といっても過去の父親と無線を通して交信するところです。そして、タイムトラベル系の映画(「バタフライ・エフェクト」「アバウト・タイム」)で必ずあるのが、過去を変えることで現在が変わってしまうことです。この映画も過去を変えたことによって、変わって欲しくない現実が変わってしまい、それを変えるために過去の父親と現在の息子が協力して皆にとって良い未来にしていくお話です。

サスペンス

私のブログではあまりサスペンス系の映画は取り上げないようにしているのですが、私はタイムトラベル系やタイムパラドックス系の映画が好きで、この映画はそこまでサスペンス色が強くなく、タイムパラドックス系の中でもとても面白い映画だったので、是非、皆さんに観て欲しくてご紹介しました。

yahoo

この映画はちょうどyahoo株が一株1億円だった頃の映画です。実はそのことが映画でも取り上げられています。現在のジョンが過去の親友ゴードと無線で会話をする時、ジョンは幼いゴードに「サンタからのプレゼントを贈るね」と言って、大人になって株を始めるだろう幼いゴードに「ヤフー」という言葉を大人になっても覚えておくよう伝えます。その結末は映画を観てみてください!

ラストシーン

最後のクライマックスのシーンは何が起きたのだろうかと、一瞬色々と考えてしまうのですが、それと同時に瞬時に色々と判明し、「おーーーー」っと、じわじわと後から感動が起こります。犯人についての色々な疑問は残らないでもないのですが、でも、とてもよくできた面白い映画ですので、是非、観てみてください。

感想

タイムトラベル系の映画は観ていてとても面白いですよね。現実には起きない事だから、夢があるし、「もし自分がこうだったら・・・」なんて、自分のことと置き換えて空想したりして、とても楽しい気持ちになります。

この映画は少しサスペンス的なところが入っているので、ちょっとドキドキしたり、不安になったりする場面もあったりして、楽しい気持ちになるだけの映画ではありませんが、亡くなった父親と無線で交信するという発想が凄いです。

亡くなった人と話せるなら・・・って思ってしまいますよね。

人には多かれ少なかれ、変えたい過去ってあるのではないかと思います。私にはたくさんあります(苦笑)「なんであんなこと言ってしまったんだろう・・・」とか、「なんであの時あんなことしたんだろう・・・」とか・・・。思っても仕方ないけれど、いまだに悔やんだり、思い出したりしてしまう。

どうやって吹っ切ったらいいのか私もよく分かりませんが、きっと、そういう時っていうのは現実に満足いっていない時なのではないかと思うのです。現実に満足していたら、きっと過去のことを嘆いたり、思い返したりしないような気がします。だから、大切なのは現実を自分の理想に近づけるように努力していくことなんだと思っています。

自分の心をよく振り返って、自分の本当の本心をよく探って、どんな自分になりたいか、どんな自分でありたいか、その自分になるためには今何が必要か・・・。

結局は、「今」しかないから、「今」を精一杯生きることしかないんです。

過去にも戻れないし、未来にも行けない。過去は変えられないけれど、今をどう生きるかによって過去に対する思いは変えられる。そして、今をどう生きるかによって未来は変わっていく。

だから、全ては「今」にあって、過去や未来を変えるヒントは「今」にあるんですよね。

過去にどんな情けない自分がいても、未来の自分を思い描けなくても、まずは「今」やれることをやるのみなんです。
ただ、行動する上で大切なのは、やはり、どんな自分になりたいかを想像して、その自分に近づくための行動をすることです。イメージが現実を創るので、まずはイメージを持つことを忘れずにして下さい。そして行動を起こしていきましょう。

と、偉そうなことを書きましたが、これは書きながら自分に言い聞かせました。

こんな人にオススメ

  • タイムトラベル系の映画が観たい
  • サスペンス系の映画が観たい
  • 親子の絆や家族の絆を描いた映画が観たい
  • 現実逃避したい
  • 不思議な感覚に浸りたい

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