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【永遠の名作】スタンド・バイ・ミー

【永遠の名作】スタンド・バイ・ミー
公 開  1986年
時 間  89分
出演者  リバー・フェニックス ウィル・ウィートン
     コリー・フェルドマン ジェリー・オコンネル

あらすじ

作家であるゴードンは「弁護士クリス・チェンバーズ刺殺される」という新聞記事を目にして自分の少年の頃を振り返る。

ゴードンは少年時代、リーダー的存在のクリス、軍隊好きのテディ、ドンくさいバーンの4人でタバコを吸ったりトランプをしたり、いつも一緒に遊んでいた。

ある日、バーンが「死体を見たくないか?」と3人に問いかける。

バーンは不良グループの一味である兄たちの会話を盗み聞きしており、

何やら兄たちはブルーベリー摘みに行って三日間行方不明の少年の死体を偶然見かけたようだったが、

誰にも言わず見なかったことにしようとしていた。

4人は死体の発見者になれば新聞に載ったり、テレビに出て有名人になれると考え、

死体探しの旅に出かけることにした。

みどころ

リヴァー・フェニックス

リヴァー・フェニックスは23歳で亡くなってしまいましたが、『スタンド・バイ・ミー』の他にも『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』やキアヌ・リーブスと一緒に出演した『マイ・プライベート・アイダホ』にも出演しています。

ハンサムで、演技も上手で、本当に惜しい人を亡くしましたよね。

ただ、彼の弟であるホアキン・フェニックスがお兄さんの代わりに大活躍しており、

『ジョーカー』では第92回アカデミー賞でアカデミー主演男優賞を受賞しています。

ウィル・ウィートンとジェリー・オコンネル

彼らはアメリカのコメディテレビドラマである『the BiG BANG THEORY』に出演しています。

このテレビドラマも私はとても大好きなのですが、

ウィル・ウィートンは本人役で、ジェリー・オコンネルはシェルドンのお兄さん役で出演しています。

「スタンド・バイ・ミー」の時のイメージで大人になった彼らの姿を見るととても驚いてしまいます。

特にジェリー・オコンネルは肥満でノロマのバーンのイメージしかなかったのですが、

現在の彼の姿はその影もありません。

コリー・フェルドマン

彼は『グーニーズ』にも出演しています。

ハリウッド映画界で子役たちの小児性愛被害で、彼も性的虐待の被害を受けていたことを告白しています。

その他、有名俳優さんたち

「スタンド・バイ・ミー」では4人の子役以外にも有名な俳優さんが出ています。

不良グループのリーダー役にはフォックスのドラマシリーズ『24-TWENTY FOUR-』のジャック・バウアー役のキーファー・サザーランドが出演しています。

大人のゴードン役にはリチャード・ドレイファスが出演しており、

ちょい役ですがゴードンの亡くなった兄役にはジョン・キューザックが出演しています。

音楽

この映画の主題歌はベン・E・キングが歌う『スタンド・バイ・ミー』です。

この歌も良いのですが、それ以外に映画の中に出てくる音楽全てがとても良いので、

映画だけではなく音楽も楽しんでみてください!

感想

この映画、もう何度見たかわかりません。

小学生の頃にテレビで放映されていたのを録画し、何度も何度も見ていました。

あの頃はなぜあんなに何度も見たのかわかりませんが、

きっとこの4人のような冒険をしたいと考えていたり、

クリスのような親友が欲しいと思っていたり、

アメリカへの憧れみたいのもあったのかもしれません。

この4人はちょうど子どもから大人になりかけている途中で、

汚い大人の世界に少しずつ引き込まれ、

世の中や大人に対して疑問や猜疑心を抱き始めて、

そんな中でも心に残っている汚れのない綺麗な世界を無意識に守り、

これから自分に来るだろう未来に僅かな希望や期待のような想いを秘めながら、

それぞれみんな色々な思いを抱えていて、

普段はそれを表に出すことはしないけれど、

各々心の中では様々な葛藤を抱えて生きているんですよね。

昔はそんな彼らと自分を重ね合わせて観ていたのかもしれません。

大人になってこの映画を観ると、

その頃の複雑な感情と懐かしい昔の思い出が蘇ってきました。

こんな人にオススメ

  • 子どもの頃を思い出したい
  • 音楽が良い映画を観たい
  • 懐かしいアメリカ映画を観たい
  • 友情を描いた映画を観たい

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