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【どうして今まで観たことがなかったのだろうと思った映画】恋はデジャ・ブ

【どうして今まで観たことがなかったのだろうと思った映画】恋はデジャ・ブ
公 開  1993年
時 間  101分
出演者  ビル・マーレイ アンディ・マクダウェル

あらすじ

そこそこ有名人の気象予報士フィル・コナーズは、自己中心的で皮肉屋で仕事仲間からは好かれていなかった。

毎年2月2日に行われるグラウンドホッグデーを取材するため、番組のプロデューサーのリタ・ハンソンとカメラマンのラリーと3人で田舎町のパンクスタウニーに滞在することとなった。

無事取材を終え、3人で帰宅途中、吹雪で通行止めとなり、結局パンクスタウニーでもう一晩過ごすことになってしまう。

翌朝、目が覚めると、なぜか不思議なことにまた2月2日になっていた。

それ以降、目が覚めるたび、何度も何度も2月2日が繰り返されるのだった・・・。

みどころ

ループ

この時代には珍しいループものの映画です。

とにかく2月2日を何度も何度も繰り返すのです。

主人公のフィルは最初は女性を口説いたり、プロデューサーのリタをものにしようとしたり、

仕事を休んだりしていたのですが、毎日毎日同じ日が繰り返されると精神的におかしくなっていくのか、

今度は何度も死のうとします。

しかし、何度死んでも、朝6時になると2月2日に戻っているのです。

死ぬこともできず、一向に明日も来ない・・・。

そんな状況が永遠に繰り返されると、次第にフィルに変化が起こります・・・。

その変化は、人は行き着くところまで行くと、きっとこうなるのだろう・・・という様な変化です。

時代

1993年公開の古い映画なので、その時代の様子がよくわかります。

着ている服に肩パットが入っていたり、いかにもアメ車という感じの車ばかりだったり、

髪型や服装や機械製品などなど、懐かしさを感じる映像が流れてきます。

それに古い映画って、携帯電話もオーバーな映像もなくて、なんだかとても温かみがあって、

そんなところもみどころです。

監督

この映画の監督はハロルド・ライミスで、彼は「ゴーストバスターズ」シリーズの脚本を書いたり、

「アナライズ・ミー」シリーズの監督もしています。

この映画では、フィルが行った精神科医の役で出ていました。

感想

私はタイムスリップ系やタイムトラベル系のような、時間に関係する映画が小さい頃から好きでした。

ですから、バック・トゥー・ザ・フューチャーなんて、どれほど私に影響を与えたかわかりません。

それなのに、私はこの映画の存在を知ってはいましたが、まさかループ系の映画だったとは知りませんでした。

なぜ、この歳になるまで観ることがなかったのだろう・・・と不思議なくらいです。

この映画、とてもよくできているように思いました。

もし、永遠に今日が続くとしたら、きっとこの映画と同じような経過を辿るのではないかと思います。

人は、今日という日が安全だと知り、時間もお金も限りなくあって、何をしても許されて、

全知全能になれたなら、全てのものに対して優しくなれるのかもしれません。

逆を言えば、人に優しくできないのは、自分に余裕もお金も時間もないからなのかもしれません・・・。

最初は単なるループ系の映画だと思っていたのですが、意外に色々と考えさせられる映画でした。

ビル・マーレイの映画ってこういうタイプのものが多いような気がしました。

なんだか久しぶりに、とても面白くて良い映画を観ました。

まだ観たことのない人には是非観て欲しい映画です。

こんな人にオススメ

・ループものが好き

・人生について考えたい

・ほのぼのとした恋愛映画が観たい

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