【奇跡のリンゴの木村さんの不思議体験が満載の本】『奇跡を起こす 見えないものを見る力』
木村秋則さんについて
『奇跡のリンゴ』でとても有名な方なので、私がここでお伝えするまでもないとは思うのですが、ご存じない方もいらっしゃるかもしれないのでご紹介します。
木村秋則(きむら・あきのり)さんは、1949年青森県弘前市生まれです。
リンゴ栽培を中心とした農業に従事していましたが、木村さんの妻が農薬で体を壊したことをきっかけに、1978年頃から無農薬・無肥料のリンゴ栽培に挑みました。10年近くも無収穫が続き、苦難の日々を乗り越え、11年目に不可能と言われていた完全無農薬・無肥料のリンゴ栽培をついに成功させたという凄い人です。
現在はリンゴ栽培のかたわら、農業指導をしたり、講演会を行っています。
この本について
『奇跡のリンゴ』という本を読んだことがあってもなくても読める本ではありますが、木村さんが不可能と言われていた完全無農薬・無肥料のリンゴ栽培を成功させた人だという知識と、あともう一つ、木村さんはとても不思議な体験をいくつもしている人だという知識があれば、より面白く読めるのではないかと思います。
『奇跡のリンゴ』の本にもUFOにさらわれた話が載っていたと記憶しているのですが、この本では、それ以外にも木村さんが経験した、たくさんの不思議体験が載っていました。
龍と出会ったこと
不思議な雲の話
前世の物語
地球のカレンダーの話
足についてた金貨の話
津波の話
などなど
不思議な話が大好きな人は絶対にこの本はオススメです。
龍
前回ご紹介した絵本『アンとおじいちゃんの妖精図鑑』を描いた絵本作家のぶみさんのYouTube動画で、よく子どもたちが「龍」が日本を守ってくれているという話をしているのですが、今回この本にも「龍」が出てきていて驚きました。
木村さんは龍を二度見たことがあるそうです。また、龍の雲も二度見たことがあり、その後には大地震が起こったとのことでした。
私の周りでも「龍」が好きな人とかがいて、その存在を否定してはいませんでしたが、私にはそれ程身近なものに感じていなかったのが正直なところでした。
でも、最近はよく「龍」という言葉を見聞きします。
たまたま読んだこの本でも「龍」が出てきたし、のぶみさんの動画でもよく「龍」が出てくるし、私が好きな占い師のLoveMeDoちゃんが出版した本も『守護龍占い』だったし、私がよく観ている「TOLAND VLOG」というYouTubeチャンネルでも「龍」について話が出てきたり・・・。
辰年だからなのかわかりませんが、「龍」は私には関係のない存在だと思っていたのですが、きっと私にも守ってくださっている龍がついているのだと信じて「龍」に対する考えを改めようと思いました。
のぶみさんのYouTubeの話に出てくる子ども達が言うには、今、龍はボロボロの状態で日本を守ってくれているそうです。今後、とんでもない災害が人間によって起こされようとしているのを必死で止めているそうです。
人間が龍に感謝することで、龍にパワーを与えられるようです。また、龍は自然の神様なので、感謝するだけではなく、人間が行動を改め、自然を敬い大切にすることで、龍は元気になってくれるのではないかと思っています。
「龍」は私には見えないけれど、今、傷つきながらも必死に私たちや日本を守ってくれていることに感謝し、私ができることをしていきたいと思いました。
感想
私が初めて『奇跡のリンゴ』を読んだのは、もう14・5年くらい前だったでしょうか、私の頭はいろいろなことをどんどん忘れていく特性があるのですが(笑)、この木村さんのお話は忘れることなくずっと私の心に残っていました。
特に印象的だったのが、どん底まで追い詰められて、死を決意してロープを持って山に行った時、たわわに実るリンゴの木の幻覚を見て、完全無農薬・無肥料のリンゴ栽培を成功させるヒントを得たことでした。
そして、木村さんがUFOにさらわれた時の話もとても興味深くて、その時に見たという地球のカレンダーの話は、昔からスピリチュアルとか目に見えない物などに興味があった私には忘れられないお話でした。
そして今回この本を読んで、木村さんはUFO体験だけではなく、他にもたくさんの不思議体験をしていたことを知ったのと、木村さんや木村さんのご家族が耐えてきた苦労や苦難を改めて思い知らされ涙が出ました。
私には家族とはいえ、そこまで信じて苦労に耐え忍ぶ忍耐力も信じる心もないだろうと思いました。ですから、木村さんのご家族の絆や信頼関係の強さに本当に頭が下がる思いがしました。
以前、ご紹介した『生き方は星空が教えてくれる』という本を書いた木内鶴彦さんもそうですが、木村さんも地球を守るために生まれてきた選ばれし人なんだろうなぁという印象を受けました。選ばれし人って、並大抵ではない苦労や体験をされていて、それを乗り越えてもの凄いものを得ているんですよね。
実は、私は木村秋則さんの講演会に行ったことがあります。
その時は不思議体験の話は全くありませんでしたが、木村さんは日本の食べ物は海外では危険視されていると言っていたのが印象的でした。
日本は農薬を大量に使用しているので、野菜に力がなくなっていて、例えば昔のみかん1個分の栄養を摂るために、今のみかんを7個?10個?(正確な数字を忘れたのですが、とにかく大量に)食べないと同じ分の栄養を摂れないと言っていたのを覚えています。
この本でも言っていましたが、日本は10アールあたりの農薬使用量が世界一だそうで、ある国の旅行者用のパンフレットには「日本の農薬使用量は極めて多いので、日本ではできる限り野菜を食べないようにしてください。あなたの健康を害する恐れがあります。」と書かれているそうです。
この本の出版は2011年ですが、2018年も日本は中国に次いで世界2位の農薬使用量でした。つまり、日本は農薬大国だということです。
最近もX(旧ツイッター)で流れていた写真で、海外で売られている日本のポテトチップスのパッケージにはWarningという警告が載っていましたよね。日本で売られているポテトチップスにはそんな警告は載っていないのに・・・。
「井の中の蛙大海を知らず」ではないですが、日本人は自分の国のものが一番安全と思っている人が多いように思います。きっとそれはテレビや新聞の影響なのだと思いますが、そろそろその認識を変えていかなければならないのではないかと思っています。
この本は、本当にいろいろなことを考えさせてくれた本でした。
興味深いことがたくさん書かれていて、本当にあっという間に読んでしまいました。
こんな人にオススメ
・不思議な話が大好き
・食の安全に興味がある
・地球環境に興味がある
Kindle Unlimited
この本は『Amazon Kindle Unlimited』で読むことができます。(2024年4月現在)
「Kindle Unlimited」はAmazonプライム会員ではなくても、Amazonアカウントがあれば登録できます。
月額980円です。
KindleUnlimited対象の本200万冊以上が読み放題で、スマートフォンやタブレット、パソコンでも利用できます。
興味のある方は下記をチェックしてみてください!
Kindle Unlimitedをチェックしてみる!購入したい方はこちらから・・・
映画
私は『奇跡のリンゴ』の本は読んだのですが、映画はまだ観ていません。
本より映像で知りたいという方は映画を見てみてください!
-
前の記事
【信じる心を呼び覚ましてくれる絵本】『アンとおじいちゃんの妖精図鑑』 2024.04.20
-
次の記事
【後悔のない人生を送ろうと思える映画】生きる 2024.05.18