【タイムトラベル映画】アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜
公開 2013年 収録時間 123分 出演者 ドーナル・グリーソン レイチェル・マクアダムス ビル・ナイ
あらすじ
主人公のティムには両親と妹がいる。彼が21歳になった時、父親から一族の男は自分の過去にタイムトラベルができることを伝えられる。ある日、メアリーという女性に一目惚れし連絡先を教えてもらうのだが、同日、脚本家の同居人の演劇が大失敗に終わり、その現実を修正するために彼は過去に戻る。演劇は大成功に収めることができたのだが、メアリーと出会った時刻に劇場にいたためメアリーと出会った現実が消滅してしまう。そこで彼は彼女と出会うためある行動に出る・・・。
見どころ
過去に戻るたびに現実が変わる
これは「バタフライ・エフェクト」という映画でもありましたが、あるうまくいかない過去を修正すると、そのままで良かった現実が消滅し別の現実に変わってしまう・・・。この映画ではそのようなことが何度か繰り返されますが、それがこの映画の見どころです。そして、映画の中盤では、変えたくない現実を変えないためにある一定の過去には戻れなくなってしまいます。それがこの映画の一番のポイントでもあります。
時間
この映画は「時間」というものの大切さを教えてくれます。一瞬一瞬が二度と取り戻すことのできないかけがえのないものであるということ、最後かもしれない今日という時を大切に生きること。そんなことを教えてくれるとても素晴らしい映画です。
選択
この映画は恋愛や兄妹愛もあるのですが、一番泣けるのが父と息子の絆です。映画の後半でティムはある選択に迫られます。自分だったらどうするだろう・・・と考えてしまうのですが、この選択がこの映画のいわんとしていることの真髄でもあります。皆さんだったら、どちらを選択するでしょうか?
音楽
この映画は音楽もとても良いです。サウンドトラックを聴いてみるのもオススメします。
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この映画は行きたい過去に行くことができます。こういう映画を見る時にいつも思います、「自分にもこんな能力があったら・・・」と。
皆さんにも既に亡くなってしまって、けれど会いたい人がいるのではないでしょうか?
私にタイムトラベルの力があったなら、真っ先に亡くなった祖母に会いに行きます。祖母を亡くしてから色々なことに気づきました。逆を言えば、祖母を亡くすまで、それらのことに気づくことができませんでした。
亡くしてから気づいたのでは遅いのに、亡くなってからでないと気づけない・・・。本当に情けなく思います。もし今祖母に会えたなら、伝えたい思いがたくさんあります。
この映画は途中である一定の過去には戻れなくなります。会いたい人にも会えなくなります。けれど、タイムトラベルができない人にしてみたら、それが自然なことです。いつか必ず自分は死ぬし、家族も、大切な人もみんな死ぬのです。
だからこそ、今という時を大切に生きなければならないということを、この映画は教えてくれます。
失ってからでは遅いのです。亡くなってからでは遅いのです。今という時しか私たちにはないから、今という一瞬一瞬を大切に生きていくことなのです。
私は祖母を亡くして以降、後悔のない人生を生きていきたいといつも思いながら生きています。
こんな人にオススメ
- タイムトラベル系の映画が観たい
- 親子愛の映画が観たい
- 時間というものについて考えたい
- ほのぼのとした映画が観たい
- 毎日がつまらない
- 良い音楽の映画が観たい
ビデオオンデマンド
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