【タイムトラベル映画】きみがぼくを見つけた日
公開 2009年 時間 110分 出演者 レイチェル・マクアダムス エリック・バナ
あらすじ
ヘンリーは自分の意思とは無関係に突然タイムトラベルをしてしまう。最初にそれが起こったのはヘンリーが六歳の時、それがきっかけでお母さんを交通事故で亡くしてしまう。何度も過去に戻るがお母さんを亡くした過去は変えられないことを知る。ある日、タイムトラベルをした先で小さな女の子クレアと出会う。現実に戻り図書館で働いていたヘンリーに見知らぬ女性が話しかけて来た。それは大人の女性になったクレアだった・・・。
見どころ
タイムトラベル
これまでブログでお伝えしてきた「アバウト・タイム」や「バタフライ・エフェクト」も同じタイムトラベル系の映画ですが、それらとこの映画の違うところは、行く先を選べないタイムトラベルであるということです。
この映画では過去や未来にもいけるのですが、意図せず突然現在から消えてしまい、自分が過去に行くのか未来に行くのか、過去や未来のどの場面に行くのかもわかりません。しかも滞在期間も数分だったり数週間だったりするので、過去を変えることもなかなかできません。
ただ、これまで見てきたタイムトラベル映画は、過去や現在を変えようと必死になる映画ばかりでしたが、この映画はそれらとは違って、過去や現在を変えることを目的としてはおらず、過去も現在も未来も基本的に変えられないことを受け入れている映画です。それがこの映画の見どころの一つかもしれません。
どのヘンリー?
ヘンリーは意図せず現在から消えたり戻ったりするので、現在のヘンリーが消えてしまっている時に未来からヘンリーが来たり、ヘンリーが同時に二人存在することがあったり、これはどの時のヘンリーだろう・・・と一瞬混乱してしまう場面もあるかもしれません。
けれど、この映画を2回以上観ると、疑問を持たずにすんなりと色々理解しながら観ることができると思います!
制作総指揮はブラッド・ピット
この映画の原作はオードリー・ニッフェネガーという作家の小説です。アメリカで2003年に出版され2009年3月までに約250万部が売れたそうです。
この小説をブラッド・ピットが所有する映画制作会社「プランBエンターテイメント」が映画化しました。
亡くなった人に会える
ヘンリーは過去に行ったり未来に行ったりしている間に、意図的ではなくても死んだ母親に何度も会っています。母親が亡くなる過去は変えることはできないのですが、亡くなった人に会えることは心の救いです。そして、それは映画を観終わった後にも心に残る希望となります。
感想
この映画はタイムトラベル系のお話なのに、過去や未来を変えようともがくことはせず、起こる出来事を受け入れて、心の準備をするところが、他の映画とは違うところだと感じました。けれど、しっかりタイムトラベルの要素は入っていて、とても面白い映画です。
私は小さい頃からタイムトラベル系の映画がとても好きで、「バック・トゥー・ザ・フューチャー」を観た時の感動といったら相当なものでした。それ以来、数々のタイムトラベル系を観てきましたが、この映画もとてもよく出来ています。
切なくて涙がこぼれてしまう映画ですが、でも、希望が残る映画でもあって、観終わっても色々と空想ができて、きっと観る人それぞれの心の中でストーリーが続いていきそうな、そんな映画です。
とてもオススメな映画です。是非、観てみてください。
こんな人にオススメ
- タイムトラベル系の映画が観たい
- 大切な人と過ごす時間を大切にしたい
- 不思議な感じの映画が観たい
- 恋愛がしたい
ビデオオンデマンド
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