【見方が変われば世界が変わる映画】アイ・フィール・プリティ!人生最高のハプニング
公 開 2018年 時 間 110分 出演者 エイミー・シューマー ミシェル・ウィリアムズ
あらすじ
有名化粧品会社のウェブサイト管理の仕事をしているレネー。化粧やオシャレには興味はあるが、自分の容姿を嫌い自分に自信を持てずにいる。見た目で全てが決まると考えており、美人になりさえすれば色々な可能性が開けると信じていた。
ある日、ジムでトレーニング中に頭を強打してしまう。少しの間意識を失っていたが、目覚めるとレネーは理想の容姿になっていた。でも、実際には容姿は何一つ変わっておらず、頭を打ったためレネー本人にだけ理想の自分に見えているだけだった。
しかし、理想の容姿を得たことでレネーの人生は一変していく。
見どころ
世界は変わらない、変えるのは自分
この映画は賛否両論あるかと思いますが、私がこの映画の1番の見どころだと思うのは、容姿が云々ということではなく、自分の中に映る世界が変わることで人生も変わっていくということです。
この映画で主人公は頭を強打し理想の自分に生まれ変わりました。実際には容姿は何一つ変わっていないのに、自分は美しいと思うことで言動が変わっていきます。
言動が変わることで、周囲の人にも様々な影響が及びます。それは良い意味でも悪い意味でもですが・・・。
自分自身に対する思いはもちろん、様々な物事に対する物の見方、価値観、捉え方が変わると人生が変わっていきます。
よく言いますよね
「思考が変われば、言葉が変わる。言葉が変われば、行動が変わる。行動が変われば、習慣が変わる。習慣が変われば、性格が変わる。性格が変われば、運命が変わる。」って。
つまり、思考が変われば、運命が変わるのです。
この世界は「自分」というフィルターを通して見ています。このフィルターにどんなものがくっついているかで見える世界は変わります。
世の中で起きている出来事は一つです。けれど、その出来事をどのように見ているかは人それぞれなのです。
ですから、この主人公のようにハッピーになりたければ、自分の価値観・物事の捉え方・受けとめ方を変えるだけでいいのです。
このことについては「星の王子さま」の記事で書いていますので、そちらも読んでみてください。
自信を持つ
この映画の主人公は理想の容姿を手に入れたことで、人目を気にせず、ありのままに生きていくことができるようになったのですが、その反面、自信過剰になってしまって、人を傷つけたり、友達を失くしてしまいます。
過度な自信は良くないと思いますが、でも、適度な自信を持つことはとても大切なことだと思います。
人間ってどんな人に惹かれるかというと、やはり自分のことをよく理解していて、自分というものをきちんと持っている人に惹かれると思います。
逆を言えば、ほとんどの人は、人目を気にして、自分のマイナスな部分にばかり目がいってしまって、なかなか自分に自信を持てなかったり、ありのままの自分を受け入れることができなかったり、自分じゃない別の誰かになろうと必死になっていたりします。
だからこそ、あるがままの自分を受け入れていて、しっかりと「自分」を持っている人に人は惹かれるのだと思います。
この映画は自信を持つことの良い部分と反面教師的な部分とを教えてくれています。
感想
この映画を観て、色々なことを思いました。
「あるがままの自分を誇る」
「人の価値は見た目ではない」
「心が変われば、世界が変わる」
「自信を持って生きることで、人にも良い影響を与えられる」
こんなことを教えてくれているように思います。
人間って、どうしても人と自分を比べてしまいがちですよね。特に若い頃は尚更に・・・。
けれど、映画にもあったように、過去に言われた酷い言葉によって今なお傷つくことはありません。過去の出来事で今なお傷つくことはありません。
価値観や物の見方、受けとめ方を変えることができれば、今から、ここから、今見ている世界を変えていくことができます。そのために、本を読んだり、映画を観たり、色々な経験をしていくことが必要なのですね!
こんな人にオススメ
- ありのままの自分で生きたい
- 容姿が気になる
- 元気を出したい
- 人の目が気になる
ビデオオンデマンド
映画をビデオオンデマンドで観たい方は「U-NEXT」か「アマゾンプライムビデオ」がオススメです。但し、配信停止している映画もありますので、観たい映画が配信されているかチェックしてからお申し込みください。
Amazonプライムビデオアマゾンプライムビデオについては別の記事にも載せていますので、そちらも読んでみてください。
-
前の記事
【泣ける映画】劇場版 鬼滅の刃ー無限列車編ー 2021.07.26
-
次の記事
【優しく温かいアニメ】夏目友人帳 2021.08.30