【アドベンチャー映画ならまずはこれ!】インディ・ジョーンズ
公 開 1981年 レイダース/失われたアーク 1984年 インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説 1989年 インディ・ジョーンズ/最後の聖戦 2008年 インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国 出演者 ハリソン・フォード 1981年 カレン・アレン 1984年 ケイト・キャプショー キー・ホイ・クァン 1989年 ショーン・コネリー リヴァー・フェニックス 2008年 カレン・アレン ケイト・ブランシェット
あらすじ
レイダースの舞台は1936年、魔宮の伝説は1935年、最後の聖戦は1938年、クリスタル・スカルの王国が1957年です。
どの映画も考古学者であり大学教授であり冒険家でもあるインディアナ・ジョーンズ(通称インディ)が、聖櫃(アーク)や聖杯などを探す途中で、同じ目的の集団に妨害されたり、殺されかけたり・・・と、
様々な危機に遭いながらも冒険をしていく物語です。
みどころ
仕掛け
以前ご紹介した「グーニーズ」もそうですが、冒険映画には仕掛けがつきものですよね。
どこかを押すと扉が開いて別の部屋が出てきたとか、どこかを踏むと仕掛けが作動して刀が出てきたとか、
この映画にもたくさんの仕掛けが出てきます。
子どもの頃はこの仕掛けにワクワクしながら観ていました。
一難去ってまた一難
その言葉通り、一つの危機が去ったかと思ったら、また別の危機が次々とやってきて、気が休まることがありません(笑)
ハラハラドキドキしたい人にはオススメの映画です。
撮影方法
私は映画の撮影技術についてはあまり良く知らないのですが、
ただ、最近の映画の映像はCGでどうにでもなるのだろうと勝手に思っているので、
凄いと思えるシーンでも、これもCGなんだろうなぁと思ってあまりハラハラドキドキしないのですが、
「魔宮の伝説」では合成ではなさそうな映像で人が高いところから落ちるシーンがあって、
どうやって撮影しているのだろう・・・と心配になってしまいました。
子どもの頃は何も考えず、ただただ「凄い」と思ってみていたアドベンチャー映画ですが、
大人になってから観ると、観る視点が変わるので、怪我人はいなかったのだろうかとか、
スタントマンってタフだなぁとか思いながら観てしまいます。
リヴァー・フェニックス
「最後の聖戦」でインディの若かりし頃を演じたのが「リヴァー・フェニックス」です。
彼は、このブログでご紹介している「スタンド・バイ・ミー」にも出演しており、
ハンサムで演技も上手でしたが23歳で亡くなってしまいました。
弟にホアキン・フェニックスがいて、彼は2019年公開映画「ジョーカー」で第92回アカデミー主演男優賞を受賞しています。
キー・ホイ・クァン
「魔宮の伝説」に出てくる子役のキー・ホイ・クァンという俳優さんですが、
彼は「グーニーズ」にも出ています。
2022年公開の映画「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」にも出演しており、
彼はこの映画で第95回アカデミー賞で助演男優賞を受賞しています。
「魔宮の伝説」に出ていた時は13歳前後と思われますが、今(2023年4月)ではもう51歳です。
「最後の聖戦」
このシリーズで私が一番好きなのは「最後の聖戦」です。
私はこの映画を映画館で観ました。
大きなスクリーンで観たからかもしれませんが、その時のペトラ遺跡のエル・カズネの映像と、
聖杯の場所まで行く時のシーンに鳥肌が立ったのを覚えています。
「最後の聖戦」は前作二つと違って、少し謎解きっぽいところがあって、それも面白かった理由の一つだと思います。
余談ですが、当時は同時上映が普通の時代で、「最後の聖戦」は「赤毛のアン」と一緒に上映されていました。
同時上映については「昔の映画館は映画二本立てでした」の記事をご覧ください。
「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」
2023年6月30日、前作の「クリスタル・スカルの王国」から15年ぶりに新作が公開されます。
ハリソン・フォードも現在(2023年4月)は80歳です。
どんな新作になっているのか、楽しみですね!
感想
小さい頃はよくテレビのロードショー番組で「レイダース/失われたアーク」や「魔宮の伝説」が放映されていました。
結構、グロい映像があったので、「レイダース/失われたアーク」はちょっと観るのが怖かった印象があります。
「魔宮の伝説」もグロい映像も多かったのですが、私が大好きな映画「グーニーズ」にも出ているキー・ホイ・クァンが出ていたので、親近感があって怖がらずに観ることができました。
インディ・ジョーンズの音楽を耳にすると、テレビで観ていた頃の懐かしい記憶が蘇ります。
最近、この映画シリーズを全て観てみました。
映画を観ていて一つ気になったことは、昔の映画全般に言えることなのかもしれませんが、
動物にあまり配慮されていないことが気になりました。
子どもの頃はそんな視点で観ることがなかったので、猿の脳を食べるシーンとか、虫を食べるシーンなんかも「気持ち悪い」くらいな印象しかありませんでしたが、
大人になって価値観が変わってくると、映画を観る視点も変わっていきます。
例えば、「最後の聖戦」でネズミがたくさん出てくるシーンがあって、そこで火が使われるのですが、
ネズミも一緒に燃やされたのではないかとか、火から逃げて水の中に入って溺れたのではないかとか・・・、
あと、飛行機に鳥をぶつけるシーンとかもあって、例えそれが合成であったとしてもそういうシーンはやめて欲しいと思いました。
子どもの頃は冒険ものを観ると、次はどんな場所に辿り着くのだろうかとか、
どんな仕掛けがあったり、どんなことが待っているのだろう・・・とワクワクしながら観ていましたが、
大人になると色々観る視点が変わっていって、映画に対する印象も変わっていくものですね。
この映画はシリーズもので親子関係などは多少の前作との関連はありますが、
前作を観ていないと話が分からないというようなものではないので、
レイダースから順番に観るのがベストではありますが、
グロいのが苦手という人は、途中の「最後の聖戦」から観ても大丈夫な映画です。
ただ、2023年公開(予定)の映画「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」は「クリスタル・スカルの王国」の直接的な続編になるようなので、この場合は前作から観る必要がありそうですね!
こんな人にオススメ
・ハラハラドキドキしたい人
・冒険ものが好きな人
・伝説が好きな人
「インディ・ジョーンズ」を観るには
ビデオオンデマンドでは全シリーズを観ることができます!
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