著者名 星 渉(ほし・わたる)
初版発行 2018年7月6日
発行 株式会社KADOKAWA
著者について
1983年仙台市生まれ。株式会社Rising Star代表取締役。
大手保険会社に勤務中、東日本大震災を経験し人生の不確実性を深く実感。以降、自分の望む生き方への転換を決意し独立。心理学や脳科学を学んでビジネスへ応用し、わずか数年で高い成果を上げた経歴を持ちます。
神メンタル
1. 思い通りに生きる公式
現実(未来) = 目的地 × 手段 × メンタル
- 目的地(目標)を明確に設定しないと、どこにどうやって進んで良いのかもわからないので、定めた目標から目を逸らさず、忘れないことが大事。
- 目的地が分かれば、手段は自動的に見つかる。
- 「メンタル(=自己評価)」が最も重要で、目標を達成した未来の自分を基準にして行動する。今変えるべきは、自己評価。
2. 心理的・脳科学的な原理
- 人は変化を嫌い、変わろうとすると心理的ホメオスタシスが働いて変化の邪魔をする。
- カラーバス効果(意識した情報が自然と目に留まるようになる心理現象のこと。)を利用して、前もって叶えたいこと、実現したいことの情報を察知・認識しておく。これらの根底は自己評価にある。
- 自己評価を変えない限り、無難な毎日からは永久に抜け出せない。
3. 自己評価の向上
- 「できた体験」を積むことで、自己肯定力と自己効力感を高める。
- モチベーションではなく「自分の基準」を引き上げることが継続の鍵。
実践テクニックの一例
- アファメーション(肯定的自己宣言)
現在形で紙に書き続けることで思考パターンを変える。 - 口ぐせを「ラッキー!」に変える
できごとを「ラッキー」と捉えポジティブな意味づけをすることで、脳が「ラッキーな理由」を探し始める仕組み。 - 未来体験シート作成
5年→3年→1年→半年後の未来像を完了形/測定可能な形で具体的に書く。 - 目標の視覚化
理想の写真や画像を毎日目にすることで、潜在的に目標に向かう行動を促す。 - 感情のアウトプット
紙に手書きで書き出したり、エンプティ・チェア(エンプティ・チェアは、空の椅子に相手や自分の一部を想定して対話する心理療法の技法。)のようなメソッドで自分の感情を整理する。
まとめ
- 『神メンタル』は、根性論ではなく心理学や脳科学に基づいた「心を鍛える実践書」です。
- 目的地を明確にし、自己評価を変えることで、人生をより思い通りに導く習慣を築ける構成です。
- メンタルの強さは「後天的に作れるものであり、誰でも手にできる」という前提に立ち、多くの具体的ワークと戦略を提示しています。
感想
願望を現実化するための本はこれまで何冊も読んできました。書かれてあることはみんな同じなのですが、この本はその類の内容が上手に一冊にまとまっているような印象を受けました。
結局のところ、願望を実現する人としない人との違いは、書かれてあることを「するか・しないか」、行動に「移すか・移さないか」なんだと思います。
脳をうまく使うこと、視覚化やイメージ力、そしてそこに感情を伴ってリアルに感じること。現実をガン無視して、願望をリアルに感じることができたなら、それはもう叶ったも同然なんですね。
私もこれまで色々なことを実現させてきましたが、叶えてきたことについて振り返ってみると、やはり「そうなること」を信じて疑わなかったように思います。その頃はまだ若くて世間知らずで、未来には希望や可能性しかないような気でいて、全てにおいて強気だったようにも思います。そんな若さと勢いがあったから、色々なことが実現できたのだとも感じています。
ただ、歳を重ねて色々なことを学び、世間や常識を知ることで、自分を客観視できるようになったせいか、これまでは大いなる勘違いで生きていたことに気づきました。つまりは、身の程を知るようになったのです。すると過去の反省や後悔などから自己評価が低くなってしまい、現状維持しかできなくなっていた自分がいました。ですから、自己評価が現実を作っているというのは、本当に心の底から理解できます。己を知らず、勘違いや思い込みで生きている方が自己実現しやすいと思います。
これまで本当に何冊もこのような本を読んできましたが、未だ思うような現実を体験できずにいました。でも、この本を読んで、改めて現実の書き換えをしようと本気で思え、今度こそ行動に移していこうと決意しました。
こんな人にオススメ
- 現実を変えたい。
- 収入をアップさせたい。
- 願望を実現させたい。
- 自己評価を変えたい。
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