公 開 2003年 時 間 95分 出演者 ヨアキム・カルメイヤー トーマス・ノールストローム
あらすじ
舞台は1950年代、スウェーデンの家政学専門家たちはスウェーデンの主婦の生活動線を研究しており、次はその対象をノルウェーとフィンランドの独身男性に移して調査を実施することとなる。。
調査員はトレーラーハウスに寝泊まりし、会話などは一切禁止されていた。
被験者となったノルウェーの独身男性イザックは、この調査に応募したことを後悔し、イザック担当の調査員であるフォルケを家の中に入れようとしない。
数日経って、ようやくフォルケを家の中に入れたイザックだったが、彼はキッチンで料理をせず、フォルケがいる部屋の電気を消したり、フォルケが座っている真上の天井に穴を開けて逆にフォルケのことを観察したりと、調査には非協力的な態度をとっていた。
しかし、ある出来事を境に二人は仲良くなっていく・・・。
みどころ
二人の友情
最初は嫌っていた相手でしたが、同じ時間を共有するうちに、会話はせずとも良くも悪くも何かしらの感情が生まれて、そしてそれがあることをきっかけにやがて友情に発展していく・・・・。
しかも、二人は出会ってわずかな時間しか経っていないのに、その友情の絆は深く、お互いの人生に大きな影響を与え合いました。
淡々としているのですが、とても素敵な友情が描かれています。
ノルウェーとスウェーデン
この映画はノルウェーとスウェーデンの映画です。私は北欧の関係にあまり詳しくはないのですが、この映画の監督のインタビューでノルウェーにとってスウェーデンは兄のような存在であり、でも、いつもお互いを笑い合っているというようなことを言っていました。
もう20年も前のインタビューなので、現在の両国の関係性はわかりませんが、映画の中でもお互いの文化や歴史、国民性の違いみたいなものが出ているようで、私にはあまり良くわかりませんでしたが、わかる人にはわかると思うので、そういう面でも映画を観てみると面白いと思います。
生活動線研究
この映画、そもそもがあり得ない設定のお話に思えるのですが、これ、実際に北欧で行われていた研究からヒントを得て作られた映画のようです。
キッチンにいる独身男性を研究したかどうかはわかりませんが、面白い研究を真剣にやっていたのですねえ。
感想
この映画はもうだいぶ前に観ていて、この映画の存在をすっかり忘れていたのですが、
ふと、「昔、キッチンで人を監視する不思議な映画があったよなぁ・・・。結構、良い映画だった印象があったなぁ。」と突然思い出し、もう一度観てみようと思ってみてみました。
初めて観た時は何とも思わなかったのですが、監督のブラックユーモアなのか、イザックがフォルケと仲良くなったことに嫉妬したイザックの友人がフォルケのトレーラーを線路に置き去りにするシーンとか、猫の皮のマフラーが出てくるところは好きになれませんでした。
でも、映画全体としてはとても良いお話でした。
クスッと笑えるようなシーンがあったり、軽くハラハラするシーンがあったり、そして最後はしっかり感動させてもらいました。
泣けるような感動ではありませんが、心が温まるような感動でした。
こんな人にオススメ
・異文化を知りたい
・北欧に興味がある
・心温まる映画を観たい
「キッチン・ストーリー」を観るには
ビデオオンデマンドでは配信されているところを見つけられなかったので、ディスクのレンタルをオススメいたします!
ぽすれん
TSUTAYAディスカス
宅配レンタルについては、下記の記事をご覧ください。