【こんなタイムスリップもあるのかと思う映画】ザ・ドア 交差する世界
公 開 2009年 時 間 101分 出演者 マッツ・ミケルセン ジェシカ・ジュヴァルツ
あらすじ
画家のダヴィッドは妻のマヤがいない間に隣人のジアと情事を楽しんでいた。
しかし、その間に一人娘のレオニーが自宅のプールで溺れ死んでしまい、
それがきっかけとなって、浮気もバレ、家庭は崩壊し二人は離婚した。
5年経ってもダヴィッドはマヤや娘のことが忘れられず、
新しい生活を始めているマヤの元を訪ねてはマヤを困らせていた。
全てを失ったダヴィッドは、娘と同じ死に方をしようと娘が死んだプールで入水自殺をしようとしたが、
友人のマックスに助けられ、二人で酒を飲んでいたのだが、ダヴィッドは酒場から逃げ出し転んでしまった。
その時、雪の上にいた蝶を見つけ、その蝶の後を追っていくと怪しげなトンネルを見つける。
トンネルの中に入り奥に進んでいくと、そこにはドアがあり、
扉を開けると、なんとその向こうは、
5年前、娘がプールで溺れるちょうどその日だった。
みどころ
タイムスリップ?
前回記事にした映画「イルマーレ」は郵便受けを介して2年後の世界と繋がっていたお話でしたが、
今回の「ザ・ドア」はトンネルを介して5年後の世界と繋がっているお話です。
正直、この映画は内容的には特にオススメ!という訳ではないのですが、
いろんなパターンのタイムスリップ映画があるという紹介の意味で載せてみました。
この映画はトンネルを介して5年前の世界と繋がってはいるのですが、
時間軸は違うようで、過去を変化させたからと言って5年後にその結果が反映される訳ではないようです。
一つのパラレルワールド的な世界観だと思うのですが、ギャンブルの結果は不変のようです。
マッツ・ミケルセン
この映画はドイツ映画ですが、この俳優さんはデンマークの俳優さんです。
でも、「007/カジノ・ロワイヤル」や「タイタンの戦い」に出ていたり、
最近では「ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密」にも出演しています。
ジア役の女優さん
ジア役の女優さんはハイケ・マカチュという人ですが、
この人は「ラブ・アクチュアリー」でデザイン会社社長役のアラン・リックマンを誘惑する
「ミア」という役を演じている人でもあります。
感想
この映画は2009年の映画です。前回の「イルマーレ」も2006年の映画ですが、
私が知らなかっただけで、このような時空系の映画ってたくさんあったんだなぁと思いました。
私の中で時空系の映画と言えば「バック・トゥー・ザ・フューチャー」というところがあって、
一本の時間軸を行ったり来たりして、
過去を変えることで未来が変わる・・・的なものが、
タイムトラベルの魅力でもあり、観ている側の願望でもあり、
時空系の映画の王道のような気がしていたのですが、
「きみがぼくを見つけた日」とか「LOOP ループ」とか、今回のこの映画のように、
まぁ、これらはタイムスリップに近いので、王道をいかないのは当たり前と言えば当たり前なのですが、
王道ではないストーリーが増えていて、しかもそのパターンがみんな違っていて、
人間の想像とは無限なんだなぁと改めて思いました!
この映画は内容的にはとても暗くて、グロい感じもあるので、そこまでオススメはしませんが、
時空系が好きな人は観てみるといいと思います!
こんな人にオススメ
- 時空系の映画が好きな人
- サスペンス系の映画が好きな人
- ハラハラドキドキしたい人
「ザ・ドア」を観るには
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